技術情報 -高真空ダイカスト法のご紹介-
高真空ダイカスト構造図
協和アルテックでは最新の技術を積極的に取り入れて、高品質な製品をお客様にお届けしております。また、技術開発の際にはメーカーに協力してデータの提供をする等、ダイカスト技術の発展に寄与しております。
特徴
- キャビティとキャビティ外周空間→それぞれの専用タンクへ吸引
- プランジャーチップ外周に真空タンクと接続する孔を作成→プランジャーチップ外周からも減圧
- マイコン計測制御で管理→短時間で高減圧状態
高真空ダイカスト法は高品質ダイカスト製品を実現します。
効果
- 超高速ダイカストマシン : 短時間充填による内部品質の向上
- 高気密金型 : 真空度の向上
- サーボバブル : 安定した再現性、バリ噛み検知
- チップ吸引 : 真空度の向上および先引き防止
- 高断熱スリーブ : 湯温低下防止、真空引き時間の確保
製品強度
- 鋳造条件 : 射出速度 3m/sec、ゲート流速 47m/sec、鋳造圧力 900kgf/cm2、真空度 40torr
- 実態強度 : 熱処理 JIST6、引っ張り強さ 255N/mm2(26kgf/mm2)、伸び(平均) 17%
- ガス量測定 : 2CC/100grAI